今回からは実際の修理になります。

■ベルトを取り付ける
ベルトをドライブに取り付けますがどうしても取り外せない部分があるため、ギアをそらして挿入してください。
現在筆者が使っているのは千石の各ベルトドライブ75Φあたりです。

メインシャフトのサイドのギアを少し持ち上げてベルトを通して下さい。

この隙間から挿入する
この隙間から挿入する posted by (C)applesorce

■クランクに装着する
分解していた本体へシャフトを垂直にをはめ込んで下さい、このときディスクヘッドを指で一番外へ押しやった状態ではめるとすんなり奧まではいります。
その後ベルトをモーター部分へピンセットや精密ドライバーなどでのせてください。
もしベルトが隙間に入ってしまった場合ピンセットでつまみ出して下さい。
乗せ終わったらドライブを回転させて、ベルトが外れないか確認して下さい。
細い平ベルトを使っている場合、L字の付け根に収まるようにドライバで抑えながらヘッドを回してベルトの位置を調整して見て下さい。

中央に見えるところに注意
中央に見えるところに注意 posted by (C)applesorce
ゴムを取り付けるとこうなる
ゴム装着
ゴム装着 posted by (C)applesorce

なおベルトですが、ちょうど良いものを使わないと、そのうち外れてしまいますので注意してください。

■プーリーの固定
ネジで3カ所固定して下さい。

■回転ヘッドの仮固定
ここも忘れずにワッシャ、回転ヘッドを取り付けて下さい
ここでは仮固定なのでどの位置でも問題はないです。六角レンチで締めて下さい。

■回転ヘッドの位置調整

ここからの調整でディスクの読み取り不良につながりますのでしっかりと確認をお願いします。
基本ディスクヘッドの移動と回転ヘッドの位置は重要な役割を果たしており、
クイックディスクの特性と相まって、読み出し位置を的確に決めないと、いつまでたってもディスクエラーが発生します。

基本的にモーターの回転がギアに伝わり、ギアの金具でディスクヘッドが移動して読み出すようになっています。

まず、本来の治具用の穴が3重なる場所があるのでそれを目安に回転させてください。
ds
ds posted by (C)applesorce

次にその位置で下の回転ヘッドの平面が穴に対して水平になるようにしてください。
ここで固定を行い、一度回転させてきて、カシャンと落ちた音がしたとき、下のようになれば成功です。ここは、2、3回行ってみてください。 また、治具用の3つの穴がそろったとき、回転ヘッドの平面が出るように調整をしてください。

下は調整後の状態の参考です(カシャンと落ちたあたりで図のようになるはず)

うまくあった場合
うまくあった場合 posted by (C)applesorce

■基板の設置
以前 取り外した基板を戻して下さい。 このとき検知用のスイッチ2つがあるので、気をつけて戻して下さい。
その後、信号線などを元に戻し、ペンチで金具をかるく締めて下さい。
その後、ネジを全て取り付けます。ネジが3種類あるので注意して下さい。

■蓋を閉じる
裏蓋を閉じる前に蓋の引っかける金具を部分をしっかり取り付けてから他のネジを締めて下さい。

■ディスクヘッドの掃除・グリス塗布
組み立てる前に、無水アルコールを浸した綿棒で軽くディスクヘッドを清掃して下さい。擦ってはいけません
また、可動ユニット固定用シャフト、可動ユニットスライド部、ディスクアクセス用のシャフトにグリスを塗り替えると良いかもしれません。
アルコール綿棒で除去後、別の綿棒にグリスをつけて適量(薄く塗る程度)つけて下さい。

■可動ユニットを組み立てる
以前外した可動ユニットを取り付けます。 取り付ける前に、ディスクヘッド押さえを持ち上げて、可動ユニットを2つのシャフトを参考にはめ込み、その後ディスクヘッドを戻して下さい。
戻し終わったらピンセットで気をつけながら3カ所のバネを取り付けます。(外れないように指で押さえながら分解する逆の手順で取り付けましょう)

■全面パネルを取り付ける
ドライブの前面パネルを取り付けます これは専用のネジがあるのでそれを使って下さい。堅く閉めなくてもいいでしょう。

■ドライブを本体に取り付ける
ドライブユニットにケーブルを差し込み、化粧板に収まるように取り付けて4本のネジで締めて下さい。

動作テスト

■この状態で一度ディスクシステムを接続して起動し、ディスクを読ませて下さい。
最初の1回はエラーが出る可能性があります。2回目移行でエラーが頻発するかを確認しましょう
バッテリーエラーがでた場合はディスクドライブとramアダプタの接触不良ということが良くあります。(ACアダプタでは発生しない場合が多いです)

■ヘッドが戻るときに、後ろのスイッチを押さない場合、ヘッドの落ちる場所がすこしきつい場合におこります、すこし回転させてください。
ディスクを沢山試して、起動しない場合は、また分解して回転ヘッド調整をまたやり直して下さい。
横着をすると壊れるので必ず可動部分も分解して下さい。

■蓋を本止め
前面のパネルがちゃんとはまっていることを確認してから6本のネジを締めて下さい。

以上で修理方法の説明を終わります。